接種予約断られ病院のガラス割った疑いで逮捕の運転手 不起訴

愛知県安城市の病院で新型コロナウイルスのワクチン接種の予約を断られたことに腹を立て、出入り口のガラスを足で蹴って割ったとして逮捕されたトラックの運転手について、名古屋地方検察庁岡崎支部は20日、不起訴にしました。

安城市東端町に住む66歳のトラック運転手は今月12日、安城市内の病院で新型コロナウイルスのワクチン接種の予約を断られたあと、出入り口の自動ドアのガラスを足で蹴って割ったとして、器物損壊の疑いで逮捕されました。

警察の調べに対し「接種を断られた腹いせにガラスを足で蹴って割った」と供述し、容疑を認めていたということです。

名古屋地方検察庁岡崎支部は捜査の結果、20日に不起訴にしました。

検察は処分の理由を明らかにしていません。