オリックス ディクソンの保有権放棄手続きに 来日のめど立たず

プロ野球・オリックスは今シーズン、先発として期待していたブランドン・ディクソン投手について、新型コロナウイルスの影響で来日のめどが立たないことから、保有権の放棄をほかの球団に示すウエーバー公示の手続きを取りました。公示期間中に獲得を希望する球団がなければ、自由契約となります。

36歳のディクソン投手は大リーグを経て、平成25年にオリックスに入団し、当初は先発の一角を担って、2年目の平成26年には9勝をマークしてクライマックスシリーズ進出に貢献したほか、おととしのシーズン途中からは抑えとして活躍しました。

球団によりますとディクソン投手は今シーズン、家族と一緒に日本で暮らすことを希望していましたが、新型コロナウイルスの影響で家族のビザの発給ができず、ここまで来日のめどが立っていませんでした。

このため、オリックスは20日、ディクソン投手について保有権の放棄をほかの球団に示すウエーバー公示の手続きをとったことを発表しました。

公示から7日以内に獲得を希望する球団がなければ、ディクソン投手はオリックスを自由契約となり、このまま退団となる見通しです。

オリックスでは昨シーズンまで通算8年間プレーし、215試合に登板して49勝58敗34セーブの成績でした。

オリックスの横田昭作国際渉外部長は「来てほしい気持ちが強かったが、本人は去年1年間、家族が来日できず、つらい思いをしたと思う。本人の意志が強くその気持ちを尊重したい。長く貢献してくれたので残念です」と話しています。

オリックスは、ディクソン投手に代わるピッチャーの補強を急ぐことにしています。