ワクチン接種で弾力的運用求める提言へ 自民 作業チーム

新型コロナウイルスのワクチン接種の加速に向けて、自民党の作業チームは、高齢者の接種が50%程度終わった自治体では、基礎疾患のある人などへの接種を前倒しできるよう弾力的な運用を求めることになりました。

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、自民党の作業チームは20日午後、会合を開き、希望する国民全員が接種を早期に完了できるよう政府に対する新たな提言をまとめることを確認しました。

提言では余ったワクチンはむだにせず、現場の判断で誰に接種してもかまわないと自治体に改めて周知することや、高齢者の接種が50%程度終わった自治体では、基礎疾患のある人などへの接種を前倒しできるよう弾力的な運用を求めることになりました。

また、接種時期の見込みを高齢者だけでなく、60歳未満の人などにも早期に示すよう要望するとしています。

作業チームは来週にも再び会合を開き、新たな提言をまとめることにしています。