福岡県 大規模集客施設に土日の休業要請 独自の接種センターも

新型コロナウイルス対策で福岡県は、百貨店やショッピングセンターなどの大規模な集客施設に対し、生活必需品の販売を除き、今週末から土日の休業を要請することを発表しました。また、独自のワクチン接種センターを県内の大学2か所に設置することを明らかにしました。

緊急事態宣言が出されている福岡県の服部知事は、臨時の記者会見を開き「きのうも新規感染者が高い水準で推移しており、医療提供体制に非常に深刻な問題が生じることが懸念される。より一層、人出を減らす必要がある」と述べました。

そして現在、午後8時までの営業時間短縮を要請している大規模な集客施設に対して、今週末の22日から緊急事態宣言の期限の今月31日までの間、土曜日と日曜日は休業するよう要請することを発表しました。

対象は床面積の合計が1000平方メートルを超える百貨店やショッピングセンター、家電量販店のほか、パチンコ店やゲームセンターなどです。

休業要請に応じた場合は、協力金を支給することにしています。

一方、食料品や医薬品などの生活必需品の販売は、休業要請の対象外となります。

また、服部知事は、県独自のワクチン接種センターを田川市の福岡県立大学と、みやま市の保健医療経営大学の2か所に設置することを明らかにしました。

接種対象は、7月末までに高齢者へのワクチン接種を完了するのが難しいと県に申し出があった自治体などに住む高齢者で、来月上旬から予約の受け付けを開始することにしています。

ワクチンはモデルナ製を使用し、2つの接種センターとも、1日当たり最大1000人への接種が可能で、巡回バスなど、会場への移動手段の確保も検討するとしています。

服部知事は「接種センターの設置で7月末までに高齢者への接種が100%達成できると考えている」と述べました。