エンジェルス 大谷翔平 今季4回目の投打同時出場 2勝目ならず

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がインディアンズ戦に2番・ピッチャーで先発出場し、その後ライトの守備につきました。ピッチャーとしては5回途中2失点で2勝目はならず、バッターとしては1安打で、4試合連続のホームランは出ませんでした。

大谷選手は19日、本拠地のカリフォルニア州アナハイムで行われたインディアンズ戦に2番・ピッチャーで先発出場しました。投打の同時出場は今シーズン4回目です。

中7日で先発登板した大谷選手は、立ち上がり2者連続三振を奪ったあと内野安打でランナーを出し、4番バッターにタイムリーツーベースを打たれて1点を先制されました。

序盤はストレートの球速がほとんど140キロ台でしたが、変化球を効果的に使って2回、3回とヒットを許さず、4回の先頭バッターにツーベースヒットを打たれるとギアを上げて150キロを超える速球で三振を奪うなど追加点を許しませんでした。

しかし、2対1と逆転した直後の5回に先頭バッターに同点ホームランを打たれ、さらに2アウト後にフォアボールを出したところでリリーフに後を託して大谷選手はライトの守りに入りました。

マウンドを降りた後、野手で守備につくのは今月11日以来、大リーグで2回目でしたが、この日はライトでの守備機会はありませんでした。

ピッチャーとしては5回途中までに72球を投げヒット5本、フォアボール2つ、5つの三振を奪って2失点で勝ち負けはつかず、1勝0敗のままです。

バッターとしては1回は詰まったサードライナー、同点の3回、2アウト二塁の場面では鋭い当たりを見せましたがセンターライナーでした。

ライトの守りに入った後の6回は、先頭バッターで初球に意表をついて三塁線へセーフティーバントを決め、6試合連続ヒットをマークしました。

さらに盗塁も試み、きわどいタイミングでアウトとコールされると、大谷選手は「セーフじゃないか」というジェスチャーを見せましたがビデオ判定でも覆らず、盗塁は失敗となりました。

大谷選手は7回の守備にはつかず交代し、3打数1安打で4試合連続のホームランは出ず、打率は2割7分2厘となりました。

試合はエンジェルスが2対3で敗れました。

大谷「打たせるほうにシフトした」

試合後に会見した大谷選手は「自己評価は高くない。もう1イニングか2イニング投げて中継ぎの負担を減らせられればよかった」と5回途中でマウンドを降りたことを残念がっていました。

そのうえで、速球のほとんどが140キロ台と、いつもより球速が出ていなかったことについては「まっすぐはいかないなって感じだった。カットボールがよく、きょうは打たせるほうにシフトした」と話していました。

報道陣からは、けがを心配されましたが「それはないと思う。降板後もそのまま打っていたし単純に体が動かなかった」と説明しました。

好調のバッティングでは、この日は4試合連続のホームランは出ませんでしたが「いい打撃が続けば本数も自然に伸びてくる。きょうの打席もよかったので、おのずと増えてくるかな」と内容に不満はない様子でした。

また、1点を追う6回に先頭バッターでセーフティーバントをした場面については「いちばん簡単に出塁できる。終盤にかけて1点を争うゲームなので確率の高いものを選んだ」と話し、塁に出ることを第一に考えていたことを明かしました。