4月の輸出額 前年同月38.0%上回る 貿易収支は3か月連続の黒字

4月の日本の輸出額は、世界的な半導体不足を背景に、中国向けの半導体製造装置の輸出が伸びたことなどから、去年の同じ月を38%上回り、輸出額は比較可能な1979年以降で、4月として最も多くなりました。

財務省が20日発表した貿易統計によりますと、4月の日本の輸出額は7兆1811億円で、去年の同じ月を38.0%上回り、2か月連続で増加しました。

新型コロナウイルスの影響で、去年4月の輸出が低い水準だったため、大幅な伸びとなりましたが、おととしの4月と比べても7.8%増加していて、輸出額は、比較可能な1979年以降で4月として最も多くなりました。

このうち、アメリカ向けの輸出は、自動車や自動車部品を中心に伸び、去年の同じ月より45.1%増えたほか、EU=ヨーロッパ連合向けも39.6%増えました。

さらに、中国向けは世界的な半導体不足による需要の拡大を背景に、半導体製造装置の輸出が大幅に増えたことから、33.9%の増加となり、中国への輸出額は4月としてはこれまでで最も多くなりました。

一方、日本の輸入額は、原油価格が上昇していることから6兆9258億円となり、去年の同じ月より12.8%増えました。

この結果、輸出から輸入を差し引いた先月の貿易収支は2553億円の黒字で3か月連続の貿易黒字となりました。