愛知県知事のリコール署名偽造事件 事務局長が書き写し実演か

愛知県知事のリコール・解職請求に向けた署名をアルバイトなどを使って偽造したとして、署名活動を行った団体の事務局長らが逮捕された事件で、事務局長がアルバイトを集めた会社との事前の打ち合わせの場で署名用紙や住民の名簿を使ってみずから書き写し作業を実演して見せていたとみられることが関係者への取材でわかりました。

署名活動を行った団体の事務局長の田中孝博容疑者(59)ら4人は愛知県の大村知事のリコール・解職請求に向けた署名活動終盤の去年10月下旬、佐賀市内でアルバイトなどを使って署名を偽造した地方自治法違反の疑いが持たれています。

去年10月、アルバイトによる書き写しが行われる前に田中事務局長と下請け会社を通じてアルバイトを集めた広告関連会社との打ち合わせが行われた際、事務局長が住民の名簿を使ってみずから署名用紙に名前を書き写す作業を実演して見せていたとみられることが関係者への取材で新たにわかりました。
NHKのこれまでの取材に対し、田中事務局長は「アルバイトに書き写させるという具体的な方法は広告関連会社が勝手に計画したものだ」と述べ、署名偽造へのみずからの関与を否定しています。

警察は署名の偽造が行われたいきさつについて調べています。

警察は捜査に支障があるとして4人の認否を明らかにしていません。