“紀州のドンファン事件” 元妻 殺人などの罪で起訴

和歌山県田辺市の資産家で“紀州のドン・ファン”とも呼ばれた会社社長の男性を殺害したとして先月逮捕された25歳の元妻について、和歌山地方検察庁は19日、殺人などの罪で起訴しました。

3年前、和歌山県田辺市で会社社長の、野崎幸助さん(当時77)が自宅で急性覚醒剤中毒で死亡したことをめぐり、和歌山地方検察庁は19日、元妻の須藤早貴被告(25)を、殺人と覚醒剤取締法違反の罪で起訴しました。

これまでの捜査では須藤被告が関与したという直接的な証拠は見つかっていませんが、スマートフォンの解析などで事件前に覚醒剤の密売人と接触していたとみられることなどがわかっています。

検察は状況証拠を積み重ねることで、有罪の立証は可能と判断したとみられます。

一方、須藤被告は取り調べに否認、黙秘しているということです。

野崎さんの不審死に須藤被告が関与したのかどうか今後、裁判員裁判で審理されることになりますが、被告側がどのような主張をしていくのか注目されます。