イギリスで確認の変異ウイルス 世界151の国・地域に WHO報告書

WHO=世界保健機関は、新型コロナウイルスの「懸念される変異株」などについての報告書をまとめました。

WHOの報告書によりますと、イギリスで最初に確認された変異ウイルスの報告があった国や地域の数は、18日の時点で151と、前の週に比べて2増えました。

また南アフリカで確認された別の変異ウイルスの報告があった国や地域は106と4増え、ブラジルで確認された別の変異ウイルスの報告があった国や地域も61と1増えています。

またインドで確認された変異ウイルスも65の国や地域で報告されています。

WHOは、ウイルスの感染が続けば、さらなる変異の可能性が高まるとして、これまでに立証された対策を通じて、感染を防ぐことが重要だとしています。

一方、新型コロナウイルスの世界の感染者については前の週から12%、死者の数は5%それぞれ減少しました。