神奈川県 新型コロナ 2人死亡 新たに269人感染確認

神奈川県内では19日、合わせて269人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表されました。

県内で1日に発表される感染者の数は、18日に続き200人を上回りました。

1週間前の水曜日に比べると50人少なくなっています。

一方、70代と90代の男性、合わせて2人の死亡が発表されました。

NHKのまとめでは、県内で発表された感染者はこれで5万8586人となり、このうち861人が死亡しています。

変異ウイルス101人感染 10歳未満男児がインドの変異ウイルス

神奈川県は19日、新たに101人が新型コロナウイルスの変異ウイルスに感染していることが確認され、このうち1人はインドで報告されている変異ウイルスだと発表しました。

県によりますと、新たに変異ウイルスへの感染が確認されたのは10歳未満から90代の男女101人で、いずれも先月下旬から今月中旬にかけて新型コロナウイルスへの感染が確認された人たちです。

このうち、県内に住む10歳未満の男の子は、インドで報告されている「L452R」と呼ばれる変異があるウイルスが確認され、インドで報告されている新型コロナウイルスの変異ウイルスに感染したことが分かったということです。

県によりますと、この男の子は保護者と2人で今月初旬にインドから帰国し、保護者は空港の検査で陽性が分かりましたが、男の子は陰性だったため、県内の知人の家で待機していたということです。

しかし、その後発熱の症状があったため医療機関を受診したところ、陽性であることが確認され、国立感染症研究所の検査でインドで報告されている変異ウイルスに感染していることが分かったということです。

男の子が滞在していた知人の家で暮らす3人は、すでに感染が確認されていて、今後、変異ウイルスの検査も行う予定だということです。

県によりますと、知人らは「男の子を受け入れてから外出していない」と話しているということです。

これで神奈川県内で、変異ウイルスに感染したと確認された人は合わせて2000人になりました。