五輪聖火リレーの実施方法 北海道など5道県で見直し 組織委

東京オリンピックの聖火リレーについて大会組織委員会は、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、北海道や宮城県など5つの道と県で実施方法を見直していることを発表しました。

組織委員会は19日、東京オリンピックの聖火リレーについて、5月31日と6月1日に行われる石川県、6月2日と3日に行われる富山県、6日と7日に行われる山形県、13日と14日に行われる北海道、それに19日から21日に行われる宮城県の5つの道と県で、新型コロナの感染状況を考慮し、変更することも含めて実施方法を見直していることを発表しました。

一方、5月29日と30日に行われる福井県、6月4日と5日に行われる新潟県、8日と9日に行われる秋田県、10日と11日に行われる青森県、それに16日から18日に行われる岩手県については、予定どおり公道でリレーを実施すると発表しました。

ただ、これらの県についても、今後の感染状況によって実施方法を変更するとしています。

組織委員会は、全国をブロックに分けて、実施方法を1か月前をめどに判断することにしていましたが、各地で感染が広がっていることから、予定日の直前に実施方法を変更するケースが相次いでいます。