西武園ゆうえんち 昭和の商店街やゴジラの世界にリニューアル

埼玉県所沢市の「西武園ゆうえんち」が「懐かしさ」をテーマに、新たに昭和の商店街や特撮映画の世界を楽しめるアトラクションなどを設ける大規模な改装を行いました。すべての従業員がPCR検査を受けるなど、新型コロナウイルスの感染対策を徹底して19日にリニューアルオープンしました。

開園から70年余りがたつ所沢市の「西武園ゆうえんち」は、施設の老朽化が進んで来場者数が低迷していたことから、去年11月から休園しておよそ100億円かけて大規模な改装を行いました。

新型コロナウイルスの感染防止対策として当面、園内に入れる人を最大5000人としていて、リニューアルオープンにあわせて訪れた人たちは、検温と消毒を行ったあと、次々に園内に入っていきました。

園内は「懐かしさ」をテーマにした新たなエリアが作られ「夕日の丘商店街」と名付けられたエリアは、1960年代をイメージし、八百屋や駄菓子屋など30の商店が並んでいます。

人情味あふれる店主たちと話したり、紙芝居やバナナのたたき売りといったパフォーマンスを楽しんだりできます。

19日は、商店主と猫が繰り広げるユーモラスな紙芝居が披露され、早速、訪れた人たちが楽しんでいました。

密にならないよう、パフォーマンスを行う従業員と客などとの間隔を空けるようにしているほか、すべての従業員がリニューアルオープンの前にPCR検査を受けるなど、感染対策を徹底しているということです。

ここでは遊園地独自の紙幣を使って、当時の物価で買い物ができるほか、専用の機械でコメを膨らませた、昔ながらのお菓子「ポン菓子」作りを楽しむこともできます。

また、園内には、手塚治虫さんの作品「鉄腕アトム」と「ジャングル大帝」のキャラクターをテーマにしたエリアも設けられ、ミニ列車やジェットコースターなど、4種類の乗り物のアトラクションがあります。

このほか、人気特撮映画「ゴジラ」シリーズの世界を体験できるアトラクションも新たに作られ、多くの人が訪れていました。

2歳の子どもと訪れた30代の女性は「当時のことを想像しながら楽しみたいと思います」と話していました。

西武園ゆうえんちの藤井拓巳社長は「コロナで厳しい状況ですが、多くの人に元気を与え、幸せを感じられるテーマパークにしたいです」と話していました。