「アイム・ジャパン」現会長も“優先発注”の会社に50万円出資

外国人技能実習生の国内最大の受け入れ団体である公益財団法人「アイム・ジャパン=国際人材育成機構」が、前の会長の知人が経営する会社に物品などを優先的に発注していたとされる問題で、前会長だけでなく、今の会長もこの会社に50万円を出資していたことが関係者への取材でわかりました。会長は取材に対し「出資した当時はアイム・ジャパンの顧問弁護士という立場で、利益相反にはあたらないと考えている」と説明しています。

公益財団法人「アイム・ジャパン」は、退任した前の会長で旧労働省OBの柳澤共榮氏(77)の知人が経営する会社などに対し、おととしまでのおよそ9年間に合わせて6億円近くの物品などを優先的に発注していた疑いがあることが第三者委員会の調査で明らかになりました。

前会長は知人の会社に一時、350万円を出資し、その後、監査法人から「利益相反にあたる」という指摘を受けて株式を譲渡していますが、今の会長で弁護士の金森仁氏(66)もこの会社に50万円を出資していたことが関係者への取材で分かりました。

出資した当時、金森会長はアイム・ジャパンの顧問弁護士を務めていて、去年3月に会長に就任しましたが、現在も株主のままだということです。

会長は取材に対し、株主であることを認めたうえで「前会長に頼まれてやむなく出資したが、当時は顧問弁護士という立場で、利益相反にはあたらないと考えている。現在は会社との取引は解消しており、配当も一切受け取っていない」と説明しています。