政府 バングラデシュなど3か国からの入国者に水際対策強化決定

政府は、インドで確認された変異した新型コロナウイルスの感染が周辺国に拡大しているとして、新たに、バングラデシュなど3か国からの入国者に対し、14日間の待機期間のうち入国後6日間、国が確保する宿泊施設にとどめる措置を決めました。

新型コロナウイルスの水際対策をめぐって、政府は、インドで変異ウイルスの感染が急拡大していることを受け、先に、周辺のパキスタン、ネパールを含めた3か国からの入国者に対し、14日間の待機期間のうち、入国後6日間、国が確保する宿泊施設にとどめる措置を取っています。

これに続き、政府は、変異ウイルスの感染がさらに周辺国に拡大しているとして、新たにバングラデシュ、スリランカ、モルディブの3か国からの入国者に対しても6日間、宿泊施設にとどめる措置を決めました。

また、この3か国に過去2週間以内に滞在していた外国人は、原則として入国を拒否するとしています。

このほか、タイやカンボジアなど7か国について、日本人に向けた「感染症危険情報」を渡航中止を勧告する「レベル3」に引き上げ、これらの国についても今後入国を拒否する対象に加えることにしています。