東京都内 “N501Y”変異ウイルス 検査対象の77%が感染

東京都内では、感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスの検査で、およそ77%の416人が感染していたことが新たに確認されました。

東京都は18日、今月13日に都に新たに報告があった分として変異ウイルスの検査結果を発表しました。

それによりますと、10歳未満から90代までの男女413人と、年齢と性別が分からない3人の合わせて416人が感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスに感染していたことが確認されました。

検査の対象になったのは542人で、確認された人の割合はおよそ77%です。

年代別では、20代が134人、30代が79人、40代が60人で、20代から40代までで感染が確認された人のおよそ66%を占めています。

また、感染経路がほぼ特定されているのは27人で、「家庭内」が19人、「施設内」が6人、「知人」が2人でした。

「施設内」のうち4人は同じ老人ホームの入所者で、この施設で変異ウイルスに感染した人は合わせて5人になりました。

これで、都内で変異ウイルスの感染が確認されたのは6702人になりました。

また、18日は、変異ウイルスに感染した70代と80代の男女合わせて3人が死亡したことも確認されました。

都内で変異ウイルスに感染して死亡した人は21人になりました。