神戸市 新型コロナ 2か月間で121人死亡 公表方針を変更

神戸市で、17日までのおよそ2か月間に新型コロナウイルスに感染した121人が死亡していたことがわかりました。発表する際、事前に遺族の意向を確認するなどしてきたため公表が遅れたということですが、18日から遺族の確認がとれていなくても人数は発表することにしたとしています。

神戸市は、18日、新型コロナウイルスに感染した121人の死亡をあらたに発表しました。

121人は、ことし3月26日から17日までに亡くなった人たちだということです。

神戸市は、感染して亡くなった人を発表する際、事前に遺族の意向を確認するなどしてきましたが、感染の第4波で保健所の業務がひっ迫して意向確認などが滞り、発表が遅れたということです。

しかし、このままでは、感染の傾向と統計情報との食い違いが広がるとして方針をあらため、遺族の確認がとれていなくても公表することにしたとしています。

神戸市健康局は、「これまで公表が遅れ大変申し訳ありません。今後は、できるだけ速やかに発表できるようにしていきます」とコメントしています。