商工中金 新型コロナ影響受ける中小企業への融資残高 2兆円超

新型コロナウイルスの影響を受ける中小企業の資金繰りを支えるため、政府系金融機関の「商工中金」が行った融資の残高は、ことし3月末時点で2兆円を超えました。

これは、商工中金の関根正裕社長が、昨年度の決算発表の記者会見で明らかにしました。

それによりますと、新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した、中小企業の資金繰りを支えるため、商工中金が行った実質無利子・無担保を含む融資の残高は、ことし3月末の時点で2兆119億円に上っています。

実質無利子・無担保融資の申請期限はことし6月末ですが、今も1日に30件程度の申し込みが寄せられているということです。

9つの都道府県に緊急事態宣言が出され、個人消費の一段の落ち込みが懸念される中、商工中金の関根社長は会見で「特に影響の大きい飲食、宿泊業に対しては専属のサポートチームを設けている。今後もさまざまな経営支援に取り組んでいきたい」と述べました。