入管法改正案 野党がスリランカ人女性の映像開示を要求

出入国管理法などの改正案をめぐり、野党側が提出した衆議院法務委員長の解任決議案は、18日の本会議で採決が行われる予定です。与党側は決議案を否決し、改正案を速やかに採決したいとしているのに対し、野党側は収容施設で死亡したスリランカ人女性の映像を開示するよう求め、駆け引きが続いています。

外国人の収容の在り方などを見直す出入国管理法などの改正案は、先週行われた、与野党の修正協議で内容は大筋で一致したものの、収容施設で死亡したスリランカ人女性の施設内での様子などを写した映像の開示をめぐって折り合いがつかず、野党側は、採決を阻止するため、自民党の義家・衆議院法務委員長の解任決議案を提出しました。

解任決議案は、18日午後の衆議院本会議で採決が行われる予定で、与党側は反対多数で否決したうえで、19日以降、改正案を法務委員会で速やかに採決したいとしています。

一方、改正案をめぐっては、日本維新の会が、与野党の修正協議で大筋一致したことがむだになるのは望ましくないとして、その内容を反映させた修正案を提出すべきだとしています。

立憲民主党などはスリランカ人女性が死亡した真相の究明には映像の開示が不可欠で、少なくとも遺族らには示されないかぎり、採決に応じられないという構えを崩しておらず、与野党の駆け引きが続いています。