日本軽金属 アルミ板の品質検査で25年間不正 JIS認証取り消し

大手アルミメーカーの日本軽金属が愛知県の工場で25年間にわたって、アルミ板の品質検査を日本産業規格=JISの規定とは異なる方法で行い、製品を出荷していたことがわかり工場はJISの認証を取り消されました。

発表によりますと、愛知県稲沢市にある日本軽金属の名古屋工場で、アルミ板の一部の製品について、強度を検査する際に少なくとも1996年ごろから25年にわたって、品質や安全性の基準となるJISの規定とは異なる方法で検査を行い、出荷していたということです。

先月、JISの認証機関による臨時の検査で指摘を受けて明らかになったもので、名古屋工場は認証を取り消されました。

また、その後の社内調査で、2018年の春に工場の品質管理の担当者が不正を把握したあとも、規定とは異なる方法で検査が続けられていたことも分かり、会社では調査委員会を設置し、詳しい経緯や原因を調べるとしています。

日本軽金属は「認証の取り消しは極めて重大な事象と受け止めています。コンプライアンスを経営の最重要課題と位置づけ、信頼回復に向けて取り組んでまいります」としています。