デパートの空きフロアでワクチン集団接種 神奈川 横須賀

神奈川県横須賀市でも17日からワクチンの集団接種が始まり、会場となったデパートの空きフロアには、大勢の人が訪れました。

横須賀市では17日から今年度中に80歳以上になるおよそ4万人を対象にした、新型コロナウイルスワクチンの集団接種が始まりました。

会場は市内中心部にあるデパートの空きフロアで、17日は事前に予約したおよそ600人が訪れました。

デパートの5階と6階が会場となり、訪れた人はまず、6階で受け付けと予診を済ませたあと、エスカレーターで5階に下りて接種を受けていました。

また、ワクチン接種の証明書を提示すれば、このデパートで買い物をする際に割り引きを受けられるということで、接種を終えた人たちは仕組みの説明を聞いていました。

90代の男性は「注射の痛みはほとんど感じませんでした。ワクチンを打つことができて少し安心しました」と話していました。

横須賀市では今後、市立体育館での集団接種やかかりつけ医での個別接種も順次、始まる予定です。

横須賀市健康づくり課の長谷川淳課長は「買い物のついでに接種していただけるので、多くの人に利用してもらいたい」と話していました。