東京都 新型コロナ 7人死亡 新たに419人感染確認

東京都は17日、都内で新たに419人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
都は、高い水準での推移が続いているとして、感染のリスクがある行動を避けるよう呼びかけています。

東京都は17日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて419人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の月曜日より154人減り、17日までの7日間平均は784.4人で、前の週の100.7%となっています。

都の担当者は、「先週の月曜日からは減少しているが、先月下旬と変わらない人数で、高い水準で推移している。増加を防ぐためにも、引き続き感染対策を徹底し、感染リスクを避ける行動をとってほしい」と話しています

17日の419人の年代別は、
▽10歳未満が7人、
▽10代が30人、
▽20代が126人、
▽30代が85人、
▽40代が53人、
▽50代が49人、
▽60代が31人、
▽70代が18人、
▽80代が15人、
▽90代が4人、
▽100歳以上が1人です。

419人のうち、およそ63%に当たる265人は、これまでのところ感染経路がわかっていません。

一方、感染経路がわかっている濃厚接触者の内訳は、
「家庭内」が75人、
「職場内」が28人、
「施設内」が24人、
「会食」が8人などとなっています。

これで都内で感染が確認されたのは15万2658人になりました。

17日時点で入院している人は16日より1人減って2430人となり、「現在確保している病床に占める割合」は43.4%となっています。

一方、都の基準で集計した17日時点の重症の患者は16日より1人増えて85人で、重症患者用の病床の22.8%を使用しています。

また都は、感染が確認された40代と60代、80代、それに90代の男女合わせて7人が死亡したことを明らかにしました。

このうち、40代の男性は自宅で亡くなっているのが見つかり、その後、感染が確認されたということです。死因や感染経路などはわかっていないということです。

これで都内で死亡した人は合わせて1958人になりました。