自衛隊基地計画の鹿児島 馬毛島で戦闘機試験飛行し騒音測定

鹿児島県の馬毛島に在日アメリカ軍などが使う自衛隊基地を建設する計画をめぐり、防衛省は16日、騒音の程度を把握するため、戦闘機による試験飛行を行いました。

鹿児島県西之表市の馬毛島では、在日アメリカ軍の空母艦載機の離着陸訓練の移転先として、自衛隊基地の建設が計画されていて、周辺の自治体では騒音被害などを懸念する声が上がっています。

防衛省は、騒音の程度を把握するため16日、日中、自衛隊のF15戦闘機による試験飛行を行い、合わせて5機が馬毛島の上空などをおよそ1時間にわたって周回しました。

そして、防衛省は周辺の種子島や屋久島など6つの市町村で騒音レベルを測定しました。

試験飛行を視察した鹿児島県の塩田知事は「住民などの意見を聞き、防衛省の測定データを見たうえで対応していきたい」と話していました。

一方で、基地の建設計画に反対の立場の西之表市の八板市長は「実際の訓練で使われる戦闘機の音を聞いたことがあるが、試験飛行の音は実態とは異なる印象を受けた」と話していました。

防衛省は測定したデータを近く公表するとしています。