緊急事態宣言初日 北海道 旭山動物園 入場者は通常の2割

16日から緊急事態宣言の対象地域に北海道が追加され、旭川市の旭山動物園では、通常の休日よりも、訪れる人が大幅に少なくなっています。

緊急事態宣言初日の16日、旭川市の旭山動物園では、通常どおり午前9時半に開園しました。

訪れた人は、マスクを着用したり、手を消毒したりするなど、感染防止対策を徹底しながら、ペンギンやホッキョクグマなどを見ていました。

動物園によりますと、16日訪れた人は、例年のこの時期の2割程度ではないかということです。

栃木県から1人で訪れた50代の男性は「緊急事態宣言が出されたのは急だったので、予定を変更できず、来ることにしました。感染防止対策をしっかりするようにします」と話していました。
旭川市は、今回の緊急事態宣言で、飲食店などにより強い措置を講じる特定措置区域となっていて、市が運営する旭山動物園でも17日から休園することになっています。

旭山動物園の坂東 元 園長は、「緊急事態宣言が出ているので、あすからの休園はしかたがない。休園中は、再開に向け、一層の感染防止対策を進めていきたい」と話していました。