出入国管理局で収容中に死亡 スリランカ人女性の葬儀 名古屋

ことし3月、名古屋出入国在留管理局で収容中に亡くなった30代のスリランカ人女性の葬儀が、来日した遺族や支援者が参列して16日名古屋市内で営まれました。

ことし3月6日、名古屋市の名古屋出入国在留管理局に収容されていたスリランカ人の女性、ウィシュマ・サンダマリさん(33)が死亡しました。

ウィシュマさんはことし1月中旬以降体調不良を訴え、施設内や外部の病院で医師の診察を受けましたが、入院などはしないまま亡くなり、出入国在留管理庁は、対応に問題がなかったか調査を進めています。

こうした中、ウィシュマさんの葬儀が名古屋市守山区で営まれ、スリランカから来日した遺族や日本の支援者などおよそ80人が参列しました。

祭壇には笑顔のウィシュマさんの遺影が置かれ、喪主で妹のワヨミ・ニサンサラさんが「姉が亡くなって2か月以上がたちますがまだ理由がわかっていません。姉が大好きな国でこんなことになってしまい本当に耐えられません」と話しました。

この問題ではウィシュマさんの施設内での様子などを写した映像の開示などをめぐり国会で与野党の対立が続いているほか、先月出入国在留管理庁が調査の中間報告を公表したものの、支援者らは2月に診察した医師の診療記録との間に食い違いがあると指摘しています。

遺族の代理人の指宿昭一弁護士は「遺族にとってはご遺体と対面できる時間が短くとてもお気の毒です。ウィシュマさんがなぜ亡くなったのか第三者機関が真相究明すべきです」と話しました。