イスラエル首相「空爆継続」テレビ演説で宣言 緊迫続く

イスラエルとパレスチナのガザ地区の間で攻撃の応酬が続く中、イスラエルのネタニヤフ首相はテレビで演説し、空爆の継続を宣言しました。これに対し、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは、徹底抗戦の姿勢を崩しておらず、緊迫した状況が続いています。

イスラエルとハマスの間では、空爆やロケット弾による攻撃の応酬が続き、ガザ地区ではこれまでに子ども41人を含む145人が死亡、イスラエルでは9人が死亡しています。

イスラエルのネタニヤフ首相は15日夜、テレビで演説し「ハマスを打ち負かすことはイスラエルだけの利益ではなく中東の平和と安定を求めるすべての人々の利益になる」と述べて攻撃を正当化し、空爆の継続を宣言しました。

イスラエル軍によるガザ地区への空爆は16日未明にも続き、NHKが撮影した映像では、爆発音が響き渡るなか、複数の場所で、大きな火柱とともに黒い煙がのぼるのが確認されました。

ハマス側も徹底抗戦の姿勢を崩しておらず、16日未明、イスラエル最大の商業都市テルアビブに再び多数のロケット弾を発射しました。

これに対しイスラエル軍はガザ地区への地上部隊の侵攻も視野に入れていて、緊迫した情勢が続いています。

NHKのカメラも…

イスラエル軍によるガザ地区への空爆は16日未明にも行われ、NHKのカメラがその様子をとらえました。

16日午前1時ごろ、NHKガザ事務所の窓から撮影した映像では、爆発音が響き渡るなか、複数の場所で、大きな火柱とともに黒い煙がのぼるのが確認されました。

事務所のスタッフは「空爆は事前の警告なく行われた。あちこちの場所で起きていて、とても怖い状況だ」と話していました。