日米仏 共同訓練が公開 中国念頭に多国間連携アピールか

陸上自衛隊とアメリカ海兵隊に加えてフランス陸軍が初めて参加する共同訓練の様子が、宮崎県と鹿児島県にまたがる演習場で公開されました。海洋進出の動きを強める中国を念頭に多国間の連携をアピールするねらいがあるとみられます。

訓練は宮崎県えびの市と鹿児島県湧水町にまたがる自衛隊の霧島演習場で行われ、陸上自衛隊とアメリカ海兵隊それにフランス陸軍から合わせておよそ200人が参加しました。

激しい雨のため、予定されていたアメリカ海兵隊のオスプレイは使用されませんでしたが、離島への上陸を想定し、陸上自衛隊のヘリコプターからフランス陸軍を中心とする部隊が降下して展開する訓練などが行われました。

陸上自衛隊がフランス陸軍と国内で訓練を行うのは初めてで、海洋進出の動きを強める中国を念頭に、多国間の連携をアピールするねらいがあるとみられます。

会見した陸上自衛隊の開雅史1等陸佐は「3か国で訓練を行えた成果は大きく、今後も関係諸国との連携強化をはかりたい」と話していました。

また、フランス陸軍のアンリ・マルカイユ中佐は「フランスも太平洋の中の一員であり、日本やアメリカと肩を並べて理解しあうことが重要と考えている。将来的にも日本での訓練を続けていきたい」と話していました。