公明 山口代表 高齢者のワクチン接種 7月末完了へ後押し

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、公明党の山口代表は、政府が目指す7月末までに高齢者向けの接種を終えられるよう、党としても後押しする考えを強調しました。

公明党は15日午後、山口代表ら党幹部のほか、オンラインで地方組織の関係者も参加するワクチン接種の対策本部を開きました。

この中で山口氏は「各地の自治体では、接種にあたる医療関係者の確保をはじめ、相当苦労していると認識している。緊急事態宣言や『まん延防止等重点措置』の対象地域が相次いで拡大する中、高齢者の接種をできるかぎり円滑かつ迅速に進めることが目下のコロナ対策の最重要課題だ」と指摘しました。

そのうえで「来週以降、現在のファイザー社以外のワクチンの承認や、自衛隊による大規模接種センターの運営開始に進展していく。党のネットワークを生かして、全国的な接種体制の整備に取り組みたい」と述べ、政府が目指す7月末までに高齢者向けの接種を終えられるよう、党としても後押しする考えを強調しました。