介護保険料の全国平均 初めて月額6000円超える

高齢者が支払う介護保険料が今年度から改定され、全国の平均が初めて月額で6000円を超えました。

介護保険料のうち65歳以上の人が支払う「第1号保険料」は市区町村ごとに3年に1度見直され、4月、全国で改定されました。

厚生労働省によりますと、全国の月額の平均は6014円で、前回3年前の改定を145円、率にして2.5%上回ったということです。

最も高かったのは
▽東京都青ヶ島村で9800円、
次いで、
▽秋田県五城目町が8300円、
▽福島県葛尾村が8200円でした。

一方、最も低かったのは
▽北海道音威子府村と群馬県草津町で3300円、
▽東京都小笠原村が3374円となっています。

保険料は、介護保険制度が始まった2000年度は2911円でしたが、今回、初めて6000円を超え、2040年度にはおよそ9000円に達すると推計されています。

一方、今回は、半数の市区町村が保険料を据え置くか引き下げたため、引き上げ率は前回の改定の半分以下に抑えられたということです。

厚生労働省は「一部の自治体がコロナ禍の家計に配慮して引き上げを見送った影響もあると見ている。今後、高齢化が進んでも制度を持続できるよう対応していきたい」としています。