レオパレス21 3月までの年間決算 236億円の赤字 債務超過に

アパートなどの施工不備が過去に相次いで発覚したレオパレス21は、新型コロナウイルスの影響で入居率が低迷したことなどから、ことし3月までの1年間の決算が236億円の赤字となり、負債が資産を84億円上回る債務超過となっています。

レオパレス21が14日発表した、ことし3月までの1年間の決算は、売り上げが前の年度より5.7%減って4089億円、最終的な損益は236億円の赤字でした。

これは、新型コロナウイルスの影響で、賃貸アパートの企業や学生の入居が減少したことや、施工不備が発覚した物件の改修費用が膨らんでいることが主な要因です。

厳しい経営状況を受けて会社では、ソフトバンクグループの傘下のファンドからおよそ572億円の支援を受けましたが、ことし3月末の時点で負債が資産を84億円上回る債務超過となっています。

このため、会社では資本金を中小企業とみなされる1億円に減らして、税負担の軽減や財務基盤の強化を図るほか、人件費など経費の削減を続けることで、来年度=2022年度には債務超過を解消したいとしています。