デパートの営業拡大の動き 東京都 百貨店協会に適切対応求める

緊急事態宣言が延長され、東京都内のデパートで営業フロアを拡大する動きが相次ぐ中、東京都は日本百貨店協会に対し、高級衣料品などは生活必需品に該当しないとして、それぞれの店舗で適切に対応するよう書面で協力を求めました。

東京都は、緊急事態宣言の延長後も大型商業施設への休業要請を続けていますが、都内のデパートでは、営業の継続が認められている生活必需品の範囲を見直し、営業フロアを拡大する動きが相次いでいます。

こうした中、都は日本百貨店協会宛ての12日付けの書面で「人の流れを抑制し、感染を抑える対策を講じていかなければならない」として、休業を改めて要請しました。

一方で、生活必需品の売り場は休業要請の対象にはなっていないものの、高級衣料品などは生活必需品に該当しないと国から明確に示されているとして、それぞれの店舗で適切に対応するよう協力を求めました。