青森銀行 みちのく銀行 来年4月めどに持ち株会社設立へ

全国で地方銀行の再編が焦点となる中、新たに青森市に本店を置く「青森銀行」と「みちのく銀行」は、経営基盤を強化するため来年4月をめどに持ち株会社を設立し、その後合併に向けた協議を進めることで基本合意したと正式に発表しました。

発表によりますと、青森県内で預金残高が1位の「青森銀行」と2位の「みちのく銀行」は、来年4月をめどに持ち株会社を設立して両行が傘下に入り、その後、2024年をめどに合併することを基本的な方針として協議を進めることで基本合意しました。

両行の総資産を合わせるとおよそ6兆円にのぼり、統合が実現すれば東北地方で有数の地銀グループが誕生することになります。

また、県内での貸し出しシェアはおよそ7割に達すると見込まれていることから、両行は、シェアが高くなっても一定の条件を満たせば独占禁止法の対象としない特例法の適用を目指すことにしています。

認められれば、地方銀行では初のケースになる見通しです。

青森銀行 成田頭取「地域とともに成長する強いグループ」

青森銀行の成田晋頭取は「これまで切さたく磨してきた両行が地域のためにまず一歩を踏み出せたことに大きな意義がある。かねてより青森県には地域に根ざしたより強い銀行が必要だと考えてきた。経営統合がゴールでなく、いかに地域やお客様のためになるかが重要だ。この経営統合によって、長期的に、地域とともに成長する新しく強いグループをつくっていきたい」と述べました。

みちのく銀行 藤澤頭取「新たな歴史の第一歩」

みちのく銀行の藤澤貴之頭取は「青森銀行とみちのく銀行がこれまで以上に地域に貢献できる銀行を対等な精神で一緒に作っていく。そういう思いで、新たな歴史の第一歩を踏み出すことになる。両行が一緒になることでこの先、新しくできることが増えていくはずで、いままで以上に地域に貢献できる金融グループをつくりあげたい」と述べました。