米 12歳から15歳の子どもへのワクチン接種 始まる

アメリカでは、製薬大手ファイザーなどの新型コロナウイルスワクチンの接種対象年齢が12歳以上に拡大されたことを受けて、13日、多くの州で新たに対象となった12歳から15歳の子どもへの接種が始まりました。

FDA=アメリカ食品医薬品局は今月10日、ファイザーとドイツのビオンテックの新型コロナウイルスワクチンについて、緊急使用の許可をこれまでの16歳以上から12歳以上に拡大しました。

これを受けて、多くの州では13日から、新たに対象となった12歳から15歳への接種が始まりました。
このうち、東部ニュージャージー州のローワン大学には子ども専用の接種会場が設けられ、事前に予約した子どもたちが次々に訪れてファイザーのワクチンの接種を受けていました。

接種を受けた15歳の女の子は「先生と一緒に学べない、自宅での学習は大変でした。ワクチンを接種したことでいつも通りの学校に戻れることを期待しています」と話していました。

アメリカでは子どもへのワクチンの接種は、学校での対面授業を安全に再開し、社会を正常化する上で大きな課題とされています。

ファイザーは11歳以下を対象にした臨床試験も行っていて、ことし9月にも接種年齢の拡大を申請する方針を明らかにしているほか、別の製薬会社モデルナと、ジョンソン・エンド・ジョンソンもそれぞれ、17歳以下の臨床試験を進めています。