河野規制改革相 ワクチン大規模接種の都道府県など最大限支援

河野規制改革担当大臣は、全国知事会の飯泉会長とテレビ会議を行い、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種を検討している都道府県や政令指定都市を最大限支援し、迅速な接種につなげていきたいという意向を示しました。

この中で河野規制改革担当大臣は「今月の後半には、ファイザーに加えて次のワクチンの承認が視野に入ってきたので、これを別ルートで流していきたい。いろいろな都道府県や政令指定都市が大規模接種を検討しているので、最大限サポートしていきたい」と述べました。

また、河野大臣は大規模接種ではモデルナのワクチンを使用することになるという見通しを示しました。

これに対し、飯泉会長は「変異株の猛威に対して緊張感がみなぎっていて、感染を抑え込んでいくには、高齢者が待ち焦がれているワクチン接種しかない」と指摘しました。

そのうえで「モデルナがどのようなワクチンなのか承認する前であっても広報してもらいたい。7月末までに、何とか全国の市区町村が打ち終えることができるよう、柔軟な対応をお願いしたい」と述べました。