北海道 新型コロナ 過去最多712人感染確認 死亡は6人

13日、北海道内では札幌市の499人を含む合わせて712人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表されました。

道内の1日の感染確認としては、12日の529人を大幅に上回りこれまでで最も多くなりました。

新たに感染確認が発表されたのは
札幌市で499人、
北海道で178人、
旭川市で20人、
函館市で8人、
小樽市で7人で北海道内は合わせて712人となりました。

また、札幌市は、感染が確認されていたいずれも市内に住む
90代の女性1人、
80代の男女2人、
60代の男女2人の合わせて5人が
今月10日から12日にかけて亡くなったと発表しました。

また、北海道も感染が確認されていた70代の女性1人が12日亡くなったと発表し、13日道内で死亡したのは合わせて6人となりました。

これで北海道内の感染者は、札幌市の延べ1万7989人を含む、延べ2万8752人死亡した人は919人となりました。

札幌市内では急速な感染拡大を不安視する声

北海道で1日の感染確認が初めて700人を超えたことを受けて、札幌市内では急速な感染拡大を不安視する声が多く聞かれました。

このうち市内に住む60代の女性は「手洗い消毒をしたり電車を使わないようにしたりして感染予防に努めています。飲食関係の人は気の毒だと思います」と話していました。

また、20代の男性は「すぐにでも緊急事態宣言を出してもらいたいです。そのうえで資金面での支援やワクチン接種の普及を進めることが大事だと思います」と話していました。

ほかにも、江別市の60代の男性は「街なかの人通りは少なくなっていると思います。ウイルスがどんどん変異して感染力も強くなっていくしオリンピックどころではないです」と話していました。