NYダウ平均株価 インフレ懸念強まり 680ドル超の大幅下落

12日のニューヨーク株式市場は、アメリカの消費者物価が高い伸びを示したことからインフレへの懸念が強まり、ダウ平均株価は、680ドルを超える大幅な値下がりとなりました。

12日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて681ドル50セント安い、3万3587ドル66セントでした。

この日の値下がり率は2%、値下がり幅は680ドルを超え、前日と合わせると1100ドルを超える、大幅な下落となりました。

取り引き開始前に発表された、アメリカの先月の消費者物価が、前の年の同じ月と比べ4.2%の上昇と、12年7か月ぶりの高い水準を記録したことから、インフレへの懸念が強まり、売り注文が広がりました。

また、長期金利が上昇したことで、割高感が意識されやすいIT関連銘柄にはさらに売り圧力が強まり、こうした銘柄の多いナスダックの株価指数は、前日と比べて2.6%安となりました。

市場関係者は「インフレ懸念が高まることで、今の金融緩和が転換され、これまでの予想より早く引き締めに転じるのではないかという見方が広がりつつあり、警戒感が強まっている」と話しています。