トヨタ 2030年に向けEVやFCVなど全方位で電動化推進へ

トヨタ自動車は、2030年に向けてハイブリッド車だけでなく、EV=電気自動車や燃料電池車などさまざまなタイプの電動車を国や地域ごとに投入する新たな目標を発表しました。欧米や中国のメーカーはEVに力を入れていますが、トヨタなどはいわば全方位で電動化を進める戦略です。

トヨタ自動車は12日、2030年にハイブリッド車とEV、それにFCV=燃料電池車などの電動車を世界で800万台販売し、このうちEVとFCVは200万台を目指すという新たな電動化の目標を打ち出しました。

日本と北米はハイブリッド車を中心に、中国とヨーロッパはEVとFCVにより重点を置く方針で、国や地域の実情に応じて電動化の目標を定めました。

また、目標の実現に向けて電池の開発や生産にも積極的に投資していくとしています。

脱炭素社会の実現に向けて欧米や中国のメーカーはEVに力を入れていますが、トヨタはいわば全方位の戦略で電動化に対応するねらいです。

長田准執行役員は会見で「カーボンニュートラルに向けてトップランナーであり続ける。高い目標かもしれないがやっていきたい」と述べました。

日本のメーカーはホンダが2040年にすべての新車をEVとFCVにする方針を示すなど次々と目標を打ち出していて、今後、電動化への対応が一段と加速しそうです。