コロナワクチン 大規模接種センター 予約受付はネットで

東京と大阪に会場を設ける新型コロナウイルスワクチンの大規模接種をめぐり、防衛省は、予約の受け付けは、電話が集中する事態が各地で起きていることなどを踏まえ、電話では行わず、問い合わせ窓口のみにして、インターネットと通信アプリのLINEで受け付ける方向で調整しています。

新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため、政府は、東京と大阪に、自衛隊が設置と運営にあたる大規模な接種センターを開設する計画で、目標としている今月24日の開設に向けて準備を進めています。

接種の予約の受け付けについて、防衛省は電話が集中する事態が各地で起きていることや、より効率的に多くの予約を受け付けられることなどから、電話では行わず、インターネットと通信アプリのLINEで受け付ける方向で調整しています。

ただ、インターネットの操作に不慣れな高齢者などに対応するため、電話で相談に応じる問い合わせ窓口を設ける方針です。

防衛省は、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県に住んでいる人が対象の東京会場では1日1万人程度、大阪会場では、その半分の5000人程度に、それぞれ接種できるよう、接種態勢を整備することにしています。