休業要請で限定営業の東京都内デパート 営業フロア拡大の動き

東京都内のデパートでは、緊急事態宣言に伴う休業要請を受けて、先月25日以降、生活必需品として、食料品や化粧品などに限定して営業を続けていますが、12日以降、営業フロアを拡大する動きがあります。

このうち、三越伊勢丹ホールディングスは、伊勢丹新宿本店や三越日本橋本店など都内の4店舗で、12日から靴やハンドバッグ、それにタオルや寝具、家具などの売り場の営業を再開します。

松屋は銀座店で寝具や下着類、それにタオルや台所用品などを扱う売り場の営業を再開するほか、レストランフロアも営業時間を午前11時から午後5時までに短縮して再開する予定です。

浅草店では、婦人服売り場を再開します。

京王百貨店は、新宿店で眼鏡や台所用品、子ども用品などの売り場とレストランフロアの営業を再開します。

聖蹟桜ヶ丘店は郊外に立地していることから、日常的な買い物として使われる機会が多いとして、宝飾品以外の売り場はすべて再開します。

東武百貨店池袋本店は、化粧品や寝具、台所用品などの売り場のほか、レストランフロアも営業を再開します。