東京都 変異ウイルス 検査対象のおよそ77% 160人の感染確認

東京都内では、感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスの検査で、およそ77%の160人が感染していたことが新たに確認されました。

東京都は11日、今月6日と7日に都に報告があった変異ウイルスの検査結果を発表しました。

それによりますと、10歳未満から90代までの男女157人と、年齢と性別がわからない3人の合わせて160人が、感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスに感染していたことが新たに確認されました。

検査の対象となったのは208人で、変異ウイルスと確認された人の割合はおよそ77%です。

160人の年代別は、
▽10歳未満が11人、
▽10代が19人、
▽20代が33人、
▽30代が23人、
▽40代が33人、
▽50代が21人、
▽60代が9人、
▽70代が3人、
▽80代が3人、
▽90代が2人、
▽不明が3人です。

感染経路がほぼ特定されているのは14人で
▽「施設内」が5人、
▽「家庭内」が9人です。

このうち、「施設内」の2人は同じ病院に入院する患者2人で、この病院で変異ウイルスの感染が確認されたのは合わせて56人になりました。

これで都内で変異ウイルスの感染が確認されたのは、合わせて4234人になりました。

このうち13人の死亡が確認されています。