ワクチン接種予約 受け付けの臨時窓口も予約制に 水戸

水戸市では、高齢者を対象にしたワクチン接種の予約を市役所などの臨時窓口でも受け付けることを決めましたが、混雑を防ぐため窓口での予約自体も電話による事前予約制にすることになりました。

今年度65歳以上になる高齢者の数がおよそ7万5000人と茨城県内で最も多い水戸市では、5月21日から高齢者を対象としたワクチン接種の予約を受け付けることにしています。

水戸市では、これまで予約をインターネットの専用サイトや電話で受け付けるとしていましたが、新たに市役所など3か所に期間を区切って窓口を設け対面でも予約を受け付けることを決めました。

ただ、窓口での予約は希望者が集まって長い列ができ、密になるなど、混雑するケースが各地で相次いでいます。

水戸市では窓口での予約自体を電話による事前予約制にすることになり、5月17日から窓口予約のための予約を市のコールセンターで受け付けるということです。

水戸市保健所保健予防課の大図要之 課長は「先行するほかの自治体に聞き取りをしたところ、対面で安心して話せる窓口予約が有効だと考えたが、一方で密になる行列は防ぎたいため、事前予約制で対応することにした。希望するすべての人に必ずワクチン接種はできるので慌てずに予約をしてほしい」と話していました。