Jリーグ 緊急事態宣言の対象地域 観客数の上限を原則5000人に

緊急事態宣言の期間中、政府がイベントの開催制限を緩和したことを受けて、サッカーJリーグは対象地域で行われる試合は、原則として観客数5000人を上限とする方針を決めました。一方、大阪府から無観客での開催を求められていることから、府内での試合は引き続き観客を入れずに行うということです。

政府は、東京、大阪、兵庫、京都に出している緊急事態宣言を今月31日まで延長するとともに、12日からは愛知、福岡も対象地域に加えるとしたうえで、これまで無観客での開催を要請していたイベントについては、観客数の上限を5000人かつ収容人数の半分までに緩和することを決めています。

Jリーグは、これに沿って11日に試合の運営方法などを定めたガイドラインを見直し、12日から今月31日まで、対象地域で行われる試合は観客数の上限を原則として5000人とする方針を決めました。

さらに、政府からの要請を踏まえて午後9時より前に試合を終えるため、開始の時刻を午後7時までにするほか、スタジアムでのアルコール類の販売を取りやめるとしています。

一方、大阪府からは無観客での開催を求められていることから、ガンバ大阪とセレッソ大阪のホームゲームについては引き続き観客を入れずに行うということです。