金沢市 兼六園 あすから閉園 北九州市のバラ園でも 感染拡大で

新型コロナウイルスの感染拡大で石川県独自の緊急事態宣言が出されたことに伴い、金沢市の兼六園は12日から閉園になります。周辺の飲食店ではすでに休業しているところも出ています。

石川県は、9日、感染の急激な増加を受けて、5月31日までを対象期間として「石川緊急事態宣言」を出していて、兼六園などの県の施設も12日から閉園することになりました。

周辺の飲食店の中にはすでに11日から休業しているところもあり、店の前には今月末まで休むことを知らせる紙が張り出されていました。
兼六園のそばで土産物と食事の店を経営する60代の男性は「きょうは事前の予約があったので店を開けますが、あすからは休業します。感染状況を考えると閉園はしかたないと思いますが、この1年は客も少なく、我慢も限界に近づきつつあります。一日も早い収束を願うしかありません」と話していました。

園内を訪れる人もまばらで、写真を撮りに来たという金沢市の90代の男性は「この時期は園内の花がきれいなので撮影に来ました。閉園は残念ですが、感染を抑えるためには今は我慢すべきときだと思います」と話していました。

兼六園の閉園は5月31日までの予定です。

北九州市のバラ園も臨時休園

福岡県北九州市にあるバラ園では現在、花が見頃を迎えていますが、福岡県に3回目の緊急事態宣言が出される12日から臨時休園することになりました。

北九州市若松区にある市営公園「響灘緑地グリーンパーク」のバラ園では、およそ2500株のバラが見頃を迎え「春のバラフェア」が開かれています。

しかし、福岡県に3回目の緊急事態宣言が出される12日から5月末までの期間、臨時休園することになりました。

11日は、訪れた人たちが人との距離を取りながら花の観賞を楽しんでいました。

訪れた女性は「見事に咲いているのに臨時休園するのはもったいないですね。花もかわいそうです」と話していました。

「響灘緑地グリーンパーク」企画広報課の坂井秀作さんは「皆さんに見てもらうのを楽しみにしていましたが、臨時休園となって残念です。一日も早く感染が収束して花を楽しんでもらいたいです」と話していました。