米マイアミビーチのワクチン接種会場に中南米から多くの人

アメリカで、新型コロナウイルスのワクチンの接種を進めるため、南部フロリダ州に設けられた会場に中南米から多くの人が訪れています。接種を希望してアメリカを訪れる人の流れは当面、続くと見られます。

アメリカでは、新型コロナウイルスのワクチンの接種を進めるため、フロリダ州マイアミビーチの砂浜に今月から毎週、日曜日に接種会場が設けられています。

9日には175人が接種を受けましたが、メキシコやエクアドルなど、中南米から訪れた人たちの姿も多く見られました。

背景には、フロリダ州が4月下旬から州内で働く人たちにも接種の対象を広げ、居住を証明する書類がなくても接種を受けられるようになったことなどがあります。

メキシコから来た22歳の女性は「母国ではワクチンが少なく、高齢者にしか提供されていないので、すぐに接種できると思い来ました」と話していました。

AFP通信によりますと、マイアミと中南米を結ぶ一部の航空便は、アメリカで接種を希望する人が増えている影響で運賃が値上がりしているということです。

イギリス・オックスフォード大学の研究者などが運営するサイトによりますと、今月上旬の時点で、ワクチンを少なくとも1回接種した人の割合は、
▽アメリカで人口の45.5%に上るのに対し、
▽メキシコで11%
▽エクアドルで5.6%
▽グアテマラでは1.1%にとどまっていて、
接種を希望してアメリカを訪れる人の流れは当面、続くと見られます。