LCC「ジップエア」入社式 客室乗務員約100人採用へ

新型コロナウイルスの影響で大手航空会社が採用を縮小するなか、LCC=格安航空会社の「ジップエア」は、客室乗務員およそ100人を新たに採用することになり、10日入社式を行いました。

日本航空が出資する国際線のLCC「ジップエア」は、新たに客室乗務員およそ100人を採用することになりました。

10日、成田空港にある本社で行われた入社式で、西田真吾社長が24人に辞令を交付しました。

新入社員は今後、およそ2か月にわたる訓練のあと、客室乗務員として正式に任用される見込みだということです。

新型コロナウイルスの影響で大手航空会社が新規の採用を大幅に縮小するなか、ジップエアは感染収束後を見据えた路線拡大に向けて、客室乗務員を採用するとしています。

新入社員の鳴海里咲さん(24)は「コロナで先が見えない状況ですが、航空業界が以前のように戻ると信じて訓練に取り組みたいです」と話していました。

西田社長は「ワクチンが普及して国際的に人が移動できるようになるポストコロナの世界で、担うべき役割があると思うので準備していきたい」と話しています。