「まん延防止措置」適用 時短の実態確認で飲食店見回り 岐阜

岐阜県で、9日から「まん延防止等重点措置」が適用されたのを受け、岐阜市の繁華街で市の職員が営業時間の短縮要請に飲食店が応じているかなどを確認するため見回りを行いました。

まん延防止等重点措置の適用で、岐阜県では岐阜市や大垣市、多治見市など16の市と町が対象地域となり、県は飲食店に対して営業時間を午後8時までに短縮することや、終日、酒類を提供しないことなどを要請しています。
初日の9日夜は、市の職員40人が岐阜市の繁華街柳ケ瀬地区と玉宮地区にある合わせて1000余りの飲食店の見回りを行い、午後8時までに営業を終えているかや、営業時間短縮や休業のお知らせを出しているかなどを確認しました。

9日夜はほとんどの店が午後8時までに営業を終えたほか、すでに先月下旬から休業している店も多く、いつもは多くの人でにぎわう繁華街は、明かりが消えてひっそりとしていました。

見回りを行った岐阜市経済部の清水巧農商工連携審議監は「今回見回りをした地域の飲食店は、皆さん積極的に協力してもらっている。きょうの結果を岐阜県に報告し、一緒に今後の対策を検討していきたい」と話していました。