東海3県知事が共同メッセージ “県をまたぐ移動は避けて”

愛知・岐阜・三重の3県の知事がオンラインで会議を開き、生活の維持に必要な場合を除き、県をまたぐ移動を避けることなどを求める共同メッセージを取りまとめました。

新型コロナウイルス対策で、政府は、9日から岐阜県と三重県に「まん延防止等重点措置」を適用しています。

また、すでに重点措置を適用してきた愛知県については、今月12日から緊急事態宣言の対象地域に加えます。

こうした中、愛知・岐阜・三重の3県の知事が、9日午後、オンラインで会議を開き、共同メッセージを取りまとめました。

メッセージでは、それぞれの県民に対し、生活の維持に必要な場合を除き県をまたぐ移動を避け、特に、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域への往来を自粛することを求めています。

さらに、飲食店に対して、各県が指定する地域では酒の提供や持ち込みを行わずカラオケ設備の利用も自粛するよう求めています。

愛知県の大村知事は「通勤・通学、生活の維持に必要な場合を除いては、基本的に県をまたぐ移動を東海3県であっても自粛していただくということで強くお願いしていきたい」と述べました。