カナダ 感染拡大でブラジルでの体操五輪予選に選手団派遣せず

カナダ体操協会は7日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を理由に来月、ブラジルで開かれる東京オリンピックの予選を兼ねた大会に選手団を派遣しないことを決めました。

カナダ体操協会は7日、来月4日からブラジルのリオデジャネイロで開かれるパンアメリカン大陸選手権に選手団を派遣しないと発表しました。

この大会は、東京オリンピックの予選を兼ねて行われ、カナダはすでに出場権を獲得している体操の女子団体などに加えて、新たな出場権を獲得できる最後の機会として大会出場を予定していましたが、断念することになりました。

カナダ体操協会のイアン・モスCEOは、「世界的なコロナの流行で現時点では、すべての旅行者の健康と安全に対するリスクが高すぎると判断し、選手を派遣しないという難しい決定をした。選手やコーチが前に進む機会を提供するためにできるかぎりのサポートをしていきたい」とコメントしています。

カナダ体操協会は、来月17日にオリンピックの代表メンバーを発表するとしています。