英政府の諮問委 40歳未満にアストラゼネカのワクチン推奨せず

新型コロナウイルスのワクチンに関して、イギリス政府の諮問委員会は40歳未満の人に対してアストラゼネカの代わりに他社のワクチンの接種を勧めると発表しました。血栓が生じる極めて小さいリスクへの予防的な措置だとする一方、ほとんどの人にとって接種の利益がリスクを上回るとしています。

イギリス政府の諮問委員会は7日、40歳未満の人に対してアストラゼネカなどが開発したワクチンの代わりに他社のワクチンの接種を勧めると発表しました。

これまでは、30歳未満の人に対して同様の内容を推奨していましたが、今回、対象となる年齢を10歳引き上げました。

理由について諮問委員会は、接種後に血栓が生じる極めて小さいリスクへの予防的な措置だとするとともに、今後、数か月にわたりワクチンを確保できる見通しがたったためだとしています。

一方、諮問委員会では、アストラゼネカのワクチンに関して血栓などの事象は、極めてまれだと繰り返し指摘したうえで「ほとんどの人にとって重症化や死亡を防ぐ利益があらゆるリスクをはるかに上回る」と強調しています。

ヨーロッパでは、アストラゼネカのワクチンに関して、接種後に血栓が確認された例が報告されたことを受け、若い世代に対して接種を控える動きも出ています。