茂木外相 “開かれた国際秩序強化の重要性を各国と共有”

ヨーロッパを歴訪している茂木外務大臣は記者団に対し、G7=主要7か国の外相会合や各国要人との会談では中国に対する高い関心が寄せられたと説明したうえで、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化していく重要性を共有したという認識を示しました。

茂木外務大臣は、日本時間の7日夕方、訪問先のポーランドで「V4」と呼ばれるポーランド、ハンガリー、スロバキア、チェコの4か国外相との会合をおよそ2時間半行いました。

この中で茂木大臣は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、国際社会が保護主義や力による一方的な現状変更の試みなどの挑戦に直面しているとして、EU=ヨーロッパ連合内で存在感を増している「V4」との協力を重視しているという認識を伝えました。

そして会合では、EUが日本などとの関係強化を目指すインド太平洋戦略を取りまとめる方針を示していることから、日本と「V4」で連携しながら、戦略の策定に積極的に貢献していくことで一致しました。

会合のあと茂木大臣はオンラインで記者団の取材に応じ、G7=主要7か国の外相会合や各国の要人との会談を通じ、中国に対する高い関心が寄せられたとしたうえで、中国による東シナ海や南シナ海での覇権主義的行動に深刻な懸念を表明したと説明しました。

そして、「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化していくことが極めて重要だという認識で一致できた」と述べました。