社会

東京都 新型コロナ 1121人感染確認 今の緊急事態宣言下で最多

東京都内では、8日、新たに1121人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
1000人を超えるのは5月1日以来で、3回目の緊急事態宣言が4月25日に出されて以降で最も多くなりました。
都の担当者は「新規感染者の数は、今後も高水準で推移すると懸念している」と話しています。
東京都は8日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて1121人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1000人を超えるのは、1週間前の土曜日の今月1日以来です。

また、3回目となる今の緊急事態宣言が先月25日に出されて以降では最も多くなりました。

8日までの7日間平均は776.6人と前の週の97.3%となりました。

8日の1121人の年代別は、▼10歳未満が40人、▼10代が83人、▼20代が286人、▼30代が216人、▼40代が187人、▼50代が147人、▼60代が71人、▼70代が51人、▼80代が36人、▼90代が4人です。

約60%が感染経路不明

1121人のうち、およそ60%にあたる670人はこれまでのところ感染経路がわかっていません。

一方、感染経路がわかっている濃厚接触者の内訳は、▼「家庭内」が265人で最も多く、次いで▼「職場内」が57人、▼「施設内」が32人、▼「会食」が28人などとなっています。

これで都内で感染が確認されたのは14万5562人になりました。

8日時点で入院している人は7日より12人増えて2277人となり、「現在確保している病床に占める割合」は40.7%となっています。

一方、都の基準で集計した8日時点の重症の患者は7日から2人増えて71人で、重症患者用の病床の19%を使用しています。

60代から90代の男女6人が死亡

また、都は、感染が確認された60代から90代の男女6人が死亡したことを明らかにしました。

このうち60代と70代の男女2人は「N501Y」の変異があるウイルスに感染していたということです。

これで都内で死亡した人は合わせて1915人になりました。

都の担当者は「大型連休が明けて検査数が増え新たに感染が判明する人が増えている。週明け以降もこの傾向が続き、高水準で推移すると懸念している。都民には、日常生活における感染リスクを『自分ごと』と捉えて予防対策を徹底してほしい」と話しています。

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